マルセイユのショッピング・エリア３選

ショッピングするならやっぱりパリでしょ、と普通は思いますよね。ところがそこはやはりフランス第２の都市マルセイユ、メジャーなお店はほとんど存在しますから充分ショッピングを楽しむことができます。

また雨だったり風の強い天候不順の日はショッピング・センターで長時間過ごせますね。

マルセイユでのショッピングに最適な３ヶ所押さえておくと良いと思います。

テラス・デュ・ポール Terrasse du Port、
ドック・ヴィラージュ Docks Village

筆頭はやはりここ、テラス・デュ・ポール。文字通り「港のテラス」ですが、もう少し気取って言うと「港の見えるテラス」と呼んでもいいですね。海沿いに建てられたショッピング・センターで2014年５月にオープン、まだ真新しいと言えます。毎日マルセイユっ子や観光客で賑わっています。

エスカレーターで三階に登ると正面はアップルストア、全面ガラス張りで向こうに海が広がっています。ここからテラスに出ることもできますし、ダロワイヨやロワ・ルネという高級レストランの横の出入り口からもテラスに出ることができます。昼間は燦々と陽光が降り注ぐマルセイユの海の光景が目に焼きつくようですし、夕方なら夕日が海に落ちる光景もまた美しいです。

上記２つのレストランは「マルセイユの食事処５選」という記事で紹介しているので、ご参考にして頂ければと思います。

デパートのプランタンPrintempsや南仏の化粧品で有名なロクシタンL’Occitane、紅茶のクスミティーKusmi Tea、フランスの革製品の店ル・タヌールLe Tanneur、子供服のプチ・バトーPetit Bateau他、フランス製品を扱うお店が集まっています。ショップについては別記事でご紹介しますね。

住所：9, quai du Lazaret 13002 Marseille、アクセス：トラム２番線もしくは３番線のJoliette駅から徒歩４分、メトロ２番線のJoliette駅から徒歩５分。

ブティック：毎日10〜20時営業。レストラン：毎日10時から深夜1時まで営業。

↑道を挟んで向かいにあるドック・ヴィラージュDocks Villageというショッピング・センターも見逃せません。ドック、つまり倉庫だった建物を上階はオフィス、一階はショップとして整備したもので、2015年末にオープンしました。メジャーな店が集まるテラス・デュ・ポールに比べると、商品にこだわりのあるセレクトショップが集まった感じです。食事処もありますよ。

サントル・ブルス Centre Bourse

テラス・デュ・ポールができる前はここがマルセイユ市内唯一のショッピングセンターでした。ヴィユ・ポール界隈にあるので便利ですね。Bourseとは証券取引所の意味です。

デパートのギャラリー・ラファイエットGelerie Lafayette、化粧品のイヴ・ロシェYves Rocher、服飾のアルマン・ティエリーArmand Thiery、イタリアのコーヒーメーカービアレッティBialetti、CD/DVD・本屋のフナックFNAC、雑貨屋ラ・シェーズ・ロングLa Chaise Longue他、皮革・宝石・香水のお店も揃っています。

もちろん、カフェやレストランもあるので一休みするのにも使えますね。

またマルセイユ歴史博物館（「マルセイユの博物館３選」）が隣接していて、このショッピングセンターの中からもアクセスすることができます。

たっく

日曜日等でショッピングセンターが休みの時は、ギャラリーラファイエットに面して左奥に行くとマルセイユ歴史博物館の入り口がありますよ。

住所：17 Cours Belsunse 13231 Marseille、アクセス：メトロ１番線ヴィユ・ポール下車徒歩3分。トラム２番線もしくは３番線Belsunse/ Alcazar下車目の前。

営業日・時間：日曜定休、10〜19時30分。ギャラリーラファイエットは日曜日も営業、10〜20時。

パラディ通り、サン・フェレオル通り、グリニャン通り界隈

パラディ通りRue Paradis、サン・フェレオル通りrue Saint Ferréol、グリニャン通りrue Grignanを中心とする界隈は、ルイ・ヴィトン、エルメス、ロンシャン、ヒューゴ・ボス、ケンゾー、ラコステ他ブティックが散在しています。天候の良い時はこの界隈の街歩きが楽しいかもしれませんね。

パラディ通りをまっすぐに行くと「マルセイユの最も美しい噴水３選」の記事で紹介したエストランジャンの噴水に着きます。この噴水を見に行ってからヴィユ•ポールに戻る形で界隈を散策すると良いかもしれません。

たっく

ヴィユ・ポールからエストランジャンはメトロ１駅分。充分歩ける距離ですね。