【マルセイユ・グルメ】マルセイユのおすすめレストラン5選

2019年12月 武漢ウイルス、通称COVID-19が中国 武漢で発生。
2020年3月17日 フランスにおけるロックダウン(都市封鎖、生活必需品や仕事以外の目的での外出禁止)開始、シェンゲン協定で定められた国境(一部例外を除くヨーロッパ)封鎖。

5月11日 ロックダウン解除 第1段階。100kmまでの外出は自由、これを超える移動は仕事や緊急性を伴う家族都合限定。店は営業を再開、レストラン、カフェは客席での飲食は禁止されたままで、テイクアウトやデリバリーによる販売のみ許可。

6月2日 ロックダウン完全解除。フランス国内の移動、レストラン、カフェでの飲食が可能に。

6月半ば、近隣諸国への移動も自由となり、その後シェンゲン協定で定められた国境の範囲内で移動が自由になっています。残念ながら日本⇄フランスの移動は互いの国で不可の状態です。店内やメトロ・バス等の交通機関ではマスク着用が義務。

9月9日現在、第二波の到来により、パリやニース、マルセイユ 等の都市では公共交通機関だけでなく、屋外でもマスク着用義務。

マルセイユは新鮮な食材、特に魚介類が多いのでレストランを選べば、観光に加えて食事を充分に満喫できます。なんといっても毎朝ベルジェ埠頭に魚市が立つ街ですから。

観光客向けのレストランはケ・ド・ポール通り(旧港に向かって右側)や、ケ・ド・リヴヌーヴ通り(同 左側)から一筋 内に入った通りにたくさんあるので、このような雰囲気で観光客として普通の食事を楽しみたければ、界隈を歩きながらたくさんお客さんの入っているレストランを選ぶのも良いかもしれません。

でもフランス料理は料理の質雰囲気が決め手という、旅にグルメを求める方のためにとっておきのマルセイユ レストラン・ベスト5をご紹介します。


レ・ザルスノー Les Arcenaux

壁一面に古い装丁の本がびっしり、落ち着いた雰囲気

アルスナル(海軍工廠)の複数形ですね。現在ケ・ド・リヴヌーヴ通りとして整備されている道はかつてガレー船が並ぶアルスナルでした(ルイ14世によるマルセイユ大改造」参照)。現在は上記観光客が多く訪れるレストラン街になっていますが、この中で観光客よりも高級料理を求めてやってくる地元のブルジョワに人気のレストランがここ、レ・ザルスノーです。

1980年創業で老舗という訳ではありませんが、壁一面の本棚に並ぶ装丁本、絨毯、穏やかな照明等とても落ち着いた雰囲気を醸し出すのに成功しています。

プロヴァンス料理のお店なので、観光客には嬉しいブイヤベースもあります。しかも有名なミラマール(ヴィユ・ポール)やシェ・フォンフォン(ヴァロン・デ・ゾッフ)のように一人60ユーロ以上もするような価格設定ではありません。なんと29ユーロで味も品質も一流のブイヤベースが味わえます。シェフのエリック・コルニヨーEric Cornilleauが腕を振るいます。

もちろん他の魚料理(フランスで高級とされるアンコウLotteやホタテ貝Coquille Saint Jacquesなど)や肉料理、リゾットやパスタ、「本日のコースMenu du Jour」、フルコースもありますが、マルセイユで一度はブイヤベースを味いたいという方にはここが断然お勧めです。尚、ブイヤベースはかなりボリュームがあるのでアントレ(前菜)は不要です。

天候によってはテラス席が出ている日もありますが、室内での食事の方がお店の雰囲気が味わえると思いますよ。下はメニューの一部。

料理値段(€)補足
ブイヤベース29
アンコウ26
ホタテ貝25
リゾット or パスタ21
本日のコース26前菜、主菜、コーヒーとスイーツ付き
フルコース65前菜、魚料理、肉料理、チーズ、デザート

住所:25, cours Estienne d’Orves 13001 Marseille, 電話:04 91 59 80 30、営業時間:12〜14時、19時半〜22時半、日曜定休日。 

ロワ・ルネ Le Roy René

室内の場合は上階だと海が良く見えるので人気、要予約

2番目と3番目は甲乙つけがたいのですが、生牡蠣のプレートも一人前から注文でき、魚料理・肉料理とも充実しているのでロワ・ルネを2番目にお勧めします。3番目のダロワイヨと同じく新ショッピング・センター「テラス・デュ・ポール(=港のテラス)」に入っており、ベスト・ロケーションのテラスに面した所にあります。

上は2階席の眺めで、海もよく見えるし風もないので落ち着いて食事できるのですが、混み合っていて早めの予約が必要です。ショッピングのついでにここで食事する予定であれば、着いたらすぐにお店で予約を入れてしまうと良いかもしれませんね。

一例としてメニューの一部を記載しておきます。

料理値段(€)補足
生牡蠣の盛り合わせ〜ロワイヤル
Plateau royal
91,802人前、伊勢海老付き
生牡蠣のみの盛り合わせ
Plateau - le Tout autres
27,501人前、数種類の生牡蠣
甲殻類盛り合わせ〜ルージュ
Plateau - le Rouges
79,002人前。伊勢海老、蟹、海老の盛り合わせ(生牡蠣なし)

Daurade Royale
23,50
海老プロヴァンス風
Gambas à la Provençale
27,50
ヒラメのムニエル
Sole meunière
28,50

このレストランは別記事「マルセイユで生牡蠣を堪能する」でもベスト1に挙げています。参考情報も載せているので是非ご参照ください。

住所:Les Terrasses du Port, 9 Quai du Lazaret 13002 Marseille、営業時間:10時〜深夜1時ノンストップ、毎日。予約はこのサイトで簡単にできます。

ダロワイヨ Dalloyau

日差しが強い時は日覆いが張り出される

1682年ルイ14世に抜擢されフランス革命までヴェルサイユ宮殿の食事賄いを任されていたダロワイヨ家が、1802年にレストランとして創業したのがはじまり。

マルセイユ店はテラス・デュ・ポールに入居しており、上のルワ・ルネのすぐ横です。喫茶店としても有名ですが料理の方も定評があります。ここも雰囲気抜群で料理・サービスの質も高いです。海の見えるテラスで食事、これ以上にマルセイユらしい体験はないと言っても良いくらい。

肉料理や魚料理のほか、さっぱりとしたサラダ・コンポゼやパスタ等もあります。観光やショッピングの休憩で15時くらいにケーキと紅茶を頂くのも素敵ですね。

メニューはこのサイトで見ることができます。下は一例。

料理メニュー表記値段(€)
マグロのサラダ
Poke bowl au thon rouge18,90
日替わりランチPlat du Jour17,00
日替わりディナーSelection du Soir17,00
フィレ・ステーキFilet de boeuf29,50
鯛 ブイヤベース風Filet de daurade royal façon bouillabaisse24,90
ホタテ貝Noix de Saint Jacques snackées27,50
スズキ(シーバス)のグリルFilet de bar à la plancha26,00

住所:Les Terrasses du Port, 9 Quai du Lazaret 13002 Marseille、営業時間:10時〜深夜1時ノンストップ、毎日。予約はこのサイトで簡単にできます。夜は割引になることが多いので予約していくことをお勧めします。

アロマット L’Aromat

ベージュを基調とした柔らかい色調

旧港ヴィユ・ポールからも近いサント通りrue Sainte にあるのでアクセスしやすいです。お昼時はこの界隈で働く管理職の人たちで賑わうようで、こうした現地のフランス人のちょっとした日常生活を覗き見るようでなんかワクワクしますね。

下はメニューの抜粋です。16€のものは前菜、22€のものは主菜になります。

料理メニュー表記値段(€)
フォアグラMarbré de foie gras16
カジキのタタキTataki d’espadon16
エスカルゴEscargots sautés en persillade16
アンコウTournedos de lotte22
焼き魚Pêche du jour à la plancha22

昼のセットメニューならコスパ的にとても満足のいく食事ができますよ。

前菜+主菜+コーヒーで18€、これに2€足すだけでデザートが付き、更に3€追加だけでグラスワインが付きます。内容・サービス・雰囲気すべて申し分なしで23€、お勧めする理由が分かるかと思います。

住所:49 rue Sainte 13001 Marseille、営業時間:昼食 月〜金12〜14時、夕食 火〜土20〜22時。日曜定休。お店のサイトで予約することができます。

ヴァントル・ド・ラーシテクト
Le Ventre de l’Architecte

Ventre de l'Architecte
Ventre de l'Architecte

店名の Le Ventre de l’Architecteは「建築家のお腹」の意。建築家ル・コルビュジエ Le Corbusierが1952年に建設した集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の中にあります。ここにはアパートメントの他、このレストランと同系列のホテルも入居しています。

ル・コルビュジエといえばその17を数える作品群が2016年7月にユネスコ世界遺産に登録されたことで有名ですね。その内10はフランス国内で、1つは日本にもあります(上野の西洋美術館)。

つまり世界遺産であるル・コルビュジエの建築物の中で食事するということなんですね。食前あるいは食後、屋上などにも出れるようなのでビジットしてみると良いかもしれません。

レストランの内装は木をベースにした素朴な作りですが、こだわりをもってインテリアが選択されています。シャルロット・ペリアンCharlotte Perriand設計のテーブル、これに合わせたスカンディナビア風の椅子、ル・コルビュジエのランプ「ラローシュLaroche」等。

海からは少し距離があるのですが、高い位置にレストランがあるので、バルコンに面したガラス扉の向こうにうっすらと海が見えます。

シェフは2013年5月にジェローム・カプランJerôme Caperinが抜擢され、洗練された料理になっています。

ここは昼、夜共にセットメニューになっているので注文しやすいですね。
は毎週変わるセットメニューで32€。前菜、主菜を選びデザートが付きます。これにワインと食後のコーヒーを追加すると良いかもしれません。
は毎月メニューが変わり61€です。

住所:Hôtel Le Corbusier, 280 Boulevard Michelet, 13008 Marseille (メトロCastellane駅からバスB1番あるいは22番に乗りLe Corbusier停留所下車 目の前。営業時間:火〜土 7〜23時、日・月 休業。レストラン予約サイトのラ・フルシェットLa Fourchetteで予約すると割引を受けることができます。

あとがき

この他にも素敵で美味しいお店がいくつもあるのですが(例えば博物館MUCEM屋上にある眺めの良いMole Passedat)、5つに絞ると自分的にはこんな感じになります。

夏のマルセイユなら上記に限らず夜 テラスでの食事がお勧めです。ケ・デュ・ポール通りなら、ライトアップされたノートルダムとマルセイユらしいヨット・ハーバーの景色と共に食事を楽しめますし、ケ・ド・リヴゴーシュから1筋中に入った界隈なら賑やかで楽しい雰囲気で食事を楽しむことができます。

またマルセイユでは生牡蠣料理もお勧めで、別記事にしてありますので興味がある方はどうぞご参照ください。

マルセイユでの滞在先はお決まりですか?

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マルセイユを徹底的に観光するなら旧港(ヴィユ・ポール)周辺が便利です。

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マルセイユを拠点にエクサンプロバンスやアルル、ニームへの日帰り旅行を予定しているならサンシャルル駅周辺が便利です。