【パリ観光】パリ・オペラ界隈もパリ観光に便利 おすすめのホテル3選

メトロ1番線、14番線、RER A線が全て利用できる界隈がパリ観光に大変便利です。この条件を満たすのはズバリリヨン駅界隈とオペラ界隈です。

パリ・リヨン駅界隈に滞在するメリットについては別記事で紹介しているのでそちらをご参照ください。

この記事ではオペラ界隈に滞在するのが便利な理由とおすすめホテルをご紹介したいと思います。

オペラ界隈が便利な3つの理由

1.ロワシーバスがオペラ座のすぐ裏に到着する

オペラ座裏に到着するロワシーバス
オペラ座裏に到着するロワシーバス

ロワシーバスの空港での案内やバス内での音声案内は英語の他に日本語でも行われており、とても日本人に親切な交通手段です。積極的に使ってあげることによりこの待遇が維持され、今後の日本人観光客にとっても使い心地の良い交通手段になることでしょう。

10.30ユーロ払ってスーツケースを引きずってRERとメトロを利用するよりは12.50ユーロでロワシーバスに乗ってしまった方が全然ラクだしお得です。

2.ショッピングに便利

オペラ通りを下ってすぐサン=トノレ通りがあります。セールの時など徒歩で高級ブランドのブティックで買い物するなんて便利すぎます。治安の良いオペラ界隈を歩いてホテルに戻れる訳ですし。

ギャラリー・ラファイエット
ギャラリー・ラファイエット
プランタン
プランタン

デパートのギャラリーラファイエットプランタンも徒歩圏内にあります。いろんな店舗が入っていますし、服飾のみならず台所用品や皮革製品など総合的に買い物するならデパートが便利ですね。

フォーラム・デ・アール
フォーラム・デ・アール


また意外とレアールLes Hallesにも近いのでこのショッピング・センターを利用することも可能ですね。ここは若者向けのお店が多いですが、ロクシタンL’Occitaneやイヴ・ロシェYves Rochers (後者は日本にまだ上陸していないのであまり名は知られていないかも)等 女性に人気のコスメ・ショップも入っています。

オペラ通りのモノプリ
オペラ通りに面したモノプリ

またオペラ座にはお土産を買うのに便利なモノプリもあります。地階にはエッフェル塔をあしらったパリらしい缶入りのビスケットや、クスミ・ティー、アンジェリーナのショコラ等が売っていますし、地下には日本では高額となるボルディエエシレ・バターが売っています(ボルディエを買う日本人客が多いためかこのバターの場所を示す案内が日本語で表示されているくらい)。

3.交通の便の良さ

オペラ座を下ってパレ・ロワイヤル駅に行けばすぐ1番線に乗れます。つまり、凱旋門、シャンゼリゼ、コンコルド広場、バスティーユ、リヨン駅などすぐにアクセス可能です。

途中のピラミッド駅14番線が通っているので新開発エリアのベルシーヴィラージュ(サンテミリオン駅下車すぐ)やパリの中心シャトレ=レアール、サンラザール駅に直行することができます。

ベルシー・ヴィラージュ
ベルシー・ヴィラージュ

オペラ裏手のギャラリーラファイエット横にはRER A線のオーベール駅Auberがありレアールで乗り換えてRER B線でリュクサンブール公園に行ったりすることもできます。ここは参議院に相当する元老院や、落ち着いたマリー・ド・メディシスの泉があることでも有名です。公園を出てすぐの所にサロン・ド・テのダロワイヨもあります。

すぐ近くのオペラ駅はメトロ7、8番線が通っているので、7番線でレストランの集まるムフタール街や8番線でバスティーユに直行で行けます。

乗り換えでほとんどの場所に公共交通機関で行けるのがパリ。でも直行で行けるとなるとフットワークは更に軽くなります。

ルーブル美術館もオペラ通りを下った所ですから徒歩で行けます。テュイルリー公園はピラミッド通りを歩いていけばすぐです。

オペラ界隈のホテル

それでは具体的にどのホテルに滞在するのが良いか。選択肢を絞ってご紹介したいと思います。

ホテル・エドゥアール7 Hôtel Edouard 7

ホテル エドゥアール7
ホテル エドゥアール7

オペラ通りに面した4つ星ホテル。紫を基調とした格調高いホテルです。かつてのイギリス国王エドワード7世によって建てられたのでEdouard7の名称が付けられています(エドゥアールはエドワードのフランス語読み)。彼はパリをこよなく愛したことで知られています。

地階のラウンジ・バーでおやつにクレープ・スュゼットを召し上がっては如何でしょうか。オレンジのリキュールをフランベにした(燃え上がらせた)クレープですね。こんな逸話が残っています。

イギリス王家のエドワード7世は愛妾のスュザンヌを連れ南仏のホテルに滞在していました。レストランで食事しデザートにクレープを注文しました。クレープはオレンジのリキュールがかかったもので、ウェイターが運んできた時 エドワード7世が吸っていたタバコの火が引火して燃え上がりました。食してみると怪我の巧妙というかなんとも美味、シェフはこれの料理名としてエドワード7世の名を冠したいと申し出た所、それならば愛人スュゼットの名にしたらどうか提案しました。こうしてクレープ・スュゼットが正式名称になったという何とも風雅で粋なエピソードです。

Hôtel Edouard 7、住所:39 Avenue de l’Opéra 75002 Paris、予約はここをクリック。

ホテル・マルト Hôtel Malte

オペラ通りから少し中に入ったリシュリュー通りにある、これも格式のある4つ星ホテル。トリップアドバイザーでは1833あるパリのホテルの中で人気53位という高評価を得ています。

オペラ座界隈から凱旋門にかけパリでも高級な界隈に4つ星ホテル6軒、3つ星ホテルを11軒擁するホテル・グループ「アストテルAstotel」の1つです。どのホテルも優れたデザインを誇っています。

このホテルに滞在するとオープンバーでソフトドリンクが無料で頂け、更にこの特典がグループの全てのホテルで受けられるAsto Tourというパスももらえます。つまりシャンゼリゼで買い物に疲れたら、例えばLe 123 Elyséesホテルのオープンバーで一休みといった使い方もできる訳です。

Hôtel Malte、住所:63 rue de Richelieu 75002 Paris、上のバナーをクリックすると予約ページに飛びます。

ホテル・オペラ・マントノン Hôtel Opéra Maintenon

オペラ・マントノン・ホテル
オペラ・マントノン・ホテル

上記2つはちょっと高すぎる、という場合はこの2つ星ホテルがお勧めです。日本食レストランや旅行代理店が集まるピラミッド界隈です。オペラ通り、14番線のピラミッド駅まで徒歩3分という立地です。

部屋はこじんまりしていますが、ベージュをベースとした落ち着いた雰囲気です。17世紀の ブルジョワの邸宅を改装してできたホテルで、天井は高く窓も大きく設けられています。

Hôtel Opera Maintenon、住所:36 rue Sainte Anne 75001 Paris、予約はBooking.comでOpera Maintenonと入力して検索すれば出てきます。