2019年1月末から2月初めにかけてドミニカ共和国のプンタカナで10日間のバカンスを過ごしてきました! 冬の真っ只中ですが、ここは常夏でヨーロッパの夏のような快適さです。
滞在客の99%はアメリカ、カナダ、ヨーロッパからの白人で、日本人は他に見かけませんでした。
リゾート・ホテル
リゾート・ホテルは島の東北、バヴァロ・ビーチに沿ってたくさん存在し、全て4つ星、5つ星、パレス・ホテルです。空港からは送迎バスで30分ほど。
ほとんどのホテルはオール・インクルーシブ(朝・昼・晩の食事や飲み物が全て込み)です。ホテルの前はプライベート・ビーチになっており、置かれているデッキチェアも自由に使えます。ここに滞在するならこのタイプのリゾート・ホテルを利用すれば、プンタカーナの典型的な滞在を楽しめること間違いありません。

ビーチには食事のできるバーもあり、ホテルに戻らず水着のまま海を眺めながら昼食を取ったり、ピーニャコラダ(パイナップル・ベースのアルコール)やビールを自分のデッキチェアに持っていって好きなだけ飲むこともできます。
プンタカナ 基本情報
その前にプンタカナについて説明しておきますね。
1970年にアメリカの投資家がドミニカ共和国の東北部分5800ヘクタールを買い取り、40人ほどのキャパシティのホテルや従業員のための宿泊施設、発電装置や飛行場を作ったのが始まりです。
1978年には350室を擁するクラブ・メッドが建てられ、徐々にリゾート地として発展していくことになります。共和国政府は道路の整備を行いますが、それでも島の南側のサント・ドミンゴの空港からプンタカーナまで車で4時間もかかっていたようです。
1984年にプンタカナ空港ができ、次々にリゾートホテルが建てられ、現在のような素晴らしいインフラが整ったという訳です。
プンタカナのRIUホテル
僕が滞在したのはRIUグループのホテルです。パレスホテルのRIU PUNTA CANAとRIU BAVARO、5つ星のRIU MACAOとRIU BAMBOO、4つ星のRIU NAIBOAと、5つのホテルが立ち並んでいます。ビーチ沿いの散歩道を通ってこれらのホテルに行くこともできます。毎日夕食の後、夜風に吹かれながら心地よい散歩を楽しむことができました。

プールサイドもたくさんの椰子の木が植えられ、カリブ海のイメージが良く作られています。


プンタカナでのバカンスの過ごし方
滞在期間中はたっぷり食事して飲んで、ビーチでひたすらリラックス、瞑想したり、もちろん海で泳いだり砂浜を歩いたり、もうとにかくのんびりしていました。アメリカ人やカナダ人は現地で7日ほど滞在するのがスタンダードのようで、この開放感溢れる場所で1週間過ごすことができれば、確かに日々の疲れは解消されますね。
変化をつけるため5日目に、イスパニョーラ島の南に位置するサオナ島へのエクスカーション(大人1名90ユーロ)に参加しました。ドミニカ共和国の滞在客がオプションで出かけるメジャーなエクスカーションです。
ホテルの外にも出てみたのですが、喫茶店やお店等はあまりなく、道を歩いているのは自分たちだけ。他はみんなオートバイや車です。あまり見るべきものはなさそうです。
首都のサント・ドミンゴはあまり治安が良くないとのことで、行くなら観光会社が主催するエクスカーションに参加した方が良いとのこと。
プールサイドでもヨガやゲーム等いろんな催し物が行われていました。僕は特に参加することなく、一度ホテル客が自由に使えるウォーターパークでいくつかの滑り台を試したりして、後はひたすらビーチで寛いで幸福感に浸っていました。
夜は、敷地内にナイトクラブもありましたが時差ボケのため行く気が起こらず。オールインクルーシブ・プランでも、入るのは無料ですが飲み物は有料のようです。夕食後は月光に照らされた椰子の木や波の音に包まれて、ビーチ沿いの散歩道をそぞろ歩きし、オープンエアのバーでドリンクを飲んでから部屋に戻っていました。
最後に
プンタカナは、ただひたすら海辺でリラックスするのに最高の場所です。ヴァケーションという語は空っぽにするという意味を含んでいますが、まさに日々の思い煩いなんか忘れて、心ゆくまで食や自然を楽しむのに最適だと思いました。暇になるといろんなアイディアも浮かんでくるし、こういう余暇ってとても有益だなとつくづく思いました。
そして何よりも1〜3月に行くことをお勧めします。日本でまだ続く冬を中断し、寒さを凌ぎやすくなるからです。欧米の人はこの季節を選ぶようです。