フランス

欧州でもいち早く中央集権化がなされたフランスとは言え、それぞれの地方は独特の魅力を残しており、こうした地方色が国全体を豊かにしているようです。

外国人に好奇心を持って接する開かれた国民性、多彩で洗練された料理、温暖な気候。一度行ったらリピーターになる人が多いのも肯けます。

フランスは世界で最も観光客が集まる国で、2018年には記録更新の8900万人以上の外国人観光客が訪れました。

2017年の統計ではフランス8700万人、スペイン8200万人、アメリカ7600万人、中国6100万人、イタリア5800万人、イギリス3700万人。そして日本への訪日外国人数は、2013年に1000万人だったのが年々順調に増加し、2018年には3100万人に達しました。

このフランスの項目では、地域別にブログを構成しています。

パリ&近郊

 → パリ市内、ヴェルサイユ、シャルルドゴール空港、等


モン・サン・ミシェル&ブルターニュ地方

 → レンヌまでTGVで約2時間

サン・マロ

フジェール


マルセイユ&近郊(プロヴァンス地方)

→ マルセイユ までTGVで約3時間


コート・ダジュール地方

 → ニースまでTGVで約5時間


コロナ関連での注意点

2021年6月初旬、フランスにおけるコロナ第3波がある程度収束し、ワクチン証明か陰性証明を入国時に提示することにより、日本からフランスへの入国が認められることになったものの、日本側では帰国後7日間の自宅待機(ワクチン未接種の場合これに加えて3日間指定ホテルでの滞在)が要求されますし、まだまだ自由に行き来できるとは言い難い状況です。

21年7-8月の第4波、また22年1〜2月の第5波を迎えても、感染者を少なく抑えているグリーン国認定されている日本からの入国制限に変更が加えられることはありませんでした(日本人でも他国を経由する場合は条件を確認すること)。

日本帰国時も22年3月3日以降、ワクチン接種済みの場合7日間の自宅待機が必要なくなり、旅行しやすくなりました(フランス出国前72時間以内にPCR検査を受け陰性証明を取得しておく必要はある。ワクチン未接種者は7日間の自宅待機及び3日目以降に自主検査を受ける必要あり。結果次第では自宅待機の延長もありうる)22年6月1日からの新た水際対策でフランスは最も規制の弱い「青」に区分され、この国からの入国には、3回のワクチン接種有無に関わらず日本入国時の検査入国後の自宅待機が求められなくなりました(フランス出国前72時間以内にPCR検査を受け陰性証明を取得しておく必要はある。また専用アプリでの健康フォローアップ、誓約書、Web質問票も引き続き求められる)。

ワクチン接種者であればフランス国内でも普通に観光・飲食できます。(外国に旅行する時は、その国への入国条件入国後の義務(マスク着用、ワクチンパス提示等)、日本帰国時の条件の3つは事前にしっかり確認しましょう。)

更に22年3月14日にはフランス国内でレストランやカフェ、映画館に入る際に義務付けられていたワクチンパス提示が解除され、入店の度に提示する煩わしさがなくなりました。地下鉄やバス等の公共交通機関ではマスク着用義務がありましたが、3月16日からはこれも解除されました(とはいえコロナが完全に終息した訳ではないので、車内が混み合いソーシャルディスタンスが保てない場合は任意でマスクを着用する、というのはありですね。また薬局や病院等マスク着用を義務付けている所もあるので1つは持ち歩いた方が良いかもしれません)。

以前は下記のような制約がありました。新たな変異株の出現次第により以前のような状況に置かれる可能性もあるので記述は残しておきたいと思います。
21年7月には従来より3倍近い感染力を持つデルタ株を中心として第4波が押し寄せ、8月9日以降、衛生パスpasse sanitaireを提示しないとレストランや映画館に入れなくなりました。また2022年1月からはオミクロン株による第5波が到来し、2月15日からはワクチンパス passe waccinal が求められるようになりました。

衛生パスが義務付けられていた時はワクチンを摂取した場合の他、PCR検査で陰性だった場合(現在感染していない)や、抗体検査で陽性の場合(11〜6ヶ月前に感染し現在抗体ができている)にも3日間有効のパスを取得できたのですが、22年2月15日からはブースター接種を含め3回のワクチンを打った証明が必要になりました。つまりPCR検査による陰性証明だけでは通用しなくなった訳です(16歳未満であれば陰性証明による衛生パスが有効。ただし以前のように72時間以内ではなく24時間以内のテストによる)。

留意しなければならないのは、フランス入国の条件とは全く異なるということ。日本は感染者数が少ない方でグリーン、オレンジ、レッドの3区分で最も安全なグリーン国に入ります。陰性証明があれば入国することはできる訳です。でもレストランやカフェではしっかりワクチン・パスの提示を求められますから、未接種者はこれらの場所に行くことができません。マクドナルドでさえチェックされます。道端の店やスーパー(ここは入れる)でサンドイッチと飲み物を買ってベンチに座って食べる、こんなのでは旅行を楽しむことはできないですよね。

ワクチン・パス保持者(ブースター含めて3回接種済み)であれば普通に旅行(移動、食事、美術館…)できる訳ですね。EU加盟国だけでなくスイスやジョージア等EUコロナ防疫対策に参加している国もあり、デジタル証明(スマホのアプリでQRコードを表示し、専用の機器でチェックする)を使うことができます。日本はこの対策には参加していないので、ワクチン接種済みである旨の英文の証明書を日本から持参し、フランス入国後薬局に持って行ってQRコードが印刷された紙のワクチンパスを発行してもらうことになると思います。

帰国時、日本入国に際し陰性証明が必要になると思いますが、街角のブース(多くは白いテント)や薬局で15分でPCR検査ができます。Test Covidの文言が目印。ワクチン接種済みだと無料なのですが、外国人旅行者はフランスの保険制度に加入している訳ではないので有料になるかもしれません(25€ほど)。